fairlift ブログ

根拠のある筋力トレーニングの話

研究2026年8月26日

腎臓が大きくなるのは成長ではなく、残ったネフロンが背負った負担だ

慢性腎臓病の総説は、生き残ったネフロンの代償性肥大を不適応な過程として整理する。近位尿細管はブドウ糖ではなく脂肪酸を燃やして動く。

トレーニング2026年8月26日

全身サーキットは体力を上げるが、ビッグ3の記録は上げない

2年前はプランクも維持できなかった人が、いまは約250kgのソリを押す。そこまで連れて行ったセッション構成は、1RMを伸ばす構成とは違う。

トレーニング2026年8月26日

ランニングシューズ1足でインターバルとリカバリーランを両方こなすと両方損をする

カーボンレーサーはスタック38mmで218g、デイリートレーナーはヒール46mmでずっと重い。同じ名前で呼ばれているだけの別の道具だ。

研究2026年8月26日

クレアチニンによる腎機能の数値は、実際の障害の半分近くを見落とした

腎臓が片方だけの患者117人のうち、クレアチニンeGFRで異常が拾えたのは12.1%だった。検査を足すと45.3%になった。

回復2026年8月26日

腱は押す瞬間ではなく着地で切れる — 高血糖はそのリスクを3倍にする

アキレス腱断裂の約60%はスポーツ中に起きており、患者の平均年齢は38歳に近い。腱は力を出す時ではなく受け止める時に切れ、血糖が高い選手の腱損傷リスクは3倍だった。

研究2026年8月26日

薬なしの486日 — 骨粗鬆症の診断が骨減少症の範囲まで戻った症例

55歳の乳がんサバイバーが骨吸収抑制薬を断り、骨刺激負荷と筋力トレーニング中心のプログラムを16カ月続けた。腰椎の骨密度は4.3%、大腿骨頸部は4.7%上昇した。

トレーニング2026年8月26日

ホームジムのベンチは耐荷重ではなくインクラインでの安定性で選ぶ

表示されている耐荷重はたいていフラット時の数値だ。フラットで450kgのベンチがインクラインでは270kgまで下がり、実際に問題が起きるのはそちら側になる。

研究2026年8月26日

多嚢胞性卵巣症候群では、運動がインスリン抵抗性と月経周期を同時に動かす

有酸素、筋力、複合、高強度インターバルのいずれもインスリン感受性と体組成を改善した。一部の研究では月経周期と排卵機能まで改善している。

研究2026年8月25日

心電図AIが閉塞性心筋梗塞を2倍以上拾った — それでも半分は取り逃した

胸痛患者24,511人で、AIモデルの感度は52%、従来のSTEMI基準は23%だった。特異度は99%で同等だったが、依然として半分近くはすり抜けた。

回復2026年8月25日

関節の中に入った血液は、短い曝露だけで軟骨細胞を殺す

血友病性関節症の研究は、低濃度の血液に短時間さらされるだけで軟骨細胞が不可逆的に死ぬと整理する。鉄が酸化ストレスを点けるのが出発点だ。

研究2026年8月25日

マウス心臓実験の24.7%しか圧を報告していない — 再現性のチェック欄が空だ

主要誌の89本を点検すると、手術で作った狭窄の強さを報告した論文は4本に1本だけだった。雌を含めた研究は28.1%だった。

研究2026年8月25日

心臓を厚くするのは負荷だけではない — ストレス・大気汚染・熱

慢性的な交感神経の過剰刺激を再現する動物モデルの総説は、心理的ストレス、大気汚染、熱負荷が同じ神経ホルモン・分子反応を共有すると整理する。

研究2026年8月25日

BMIでは筋減少性肥満は見えない — 同じ体重でも予後は分かれる

BMIは脂肪がどこに付き、筋肉がどれだけ残っているかを教えない。がん治療の現場では、すでに撮ったCTから体組成を読み、レジスタンストレーニングを治療の軸に置く。

研究2026年8月25日

インスリン抵抗性は太ったからではなく、脂肪組織の酸素不足から始まる

脂肪細胞が大きくなる速さに血管が追いつかないと、組織は低酸素に陥る。痩せたマウスも血管が減ると、通常の餌だけでインスリン抵抗性になった。

研究2026年8月25日

筋節の遺伝子にも時計がある — 同じ刺激が時刻によって違って効いた

心筋細胞の実験で、筋節タンパク質の遺伝子TcapとMyl2は一日の周期で動き、同じ成長刺激でも周期のどこで入るかによって肥大の大きさが変わった。

研究2026年8月25日

ビタミンK2が低いと動脈の石灰化と結びつく — 心臓の肥大とは結びつかない

透析患者189人で、血清ビタミンK2が2.39 nmol/L未満であることは大動脈弓石灰化の独立した危険因子だった。一方、左室肥大との相関は出なかった。

研究2026年8月25日

脊柱管を狭める靱帯は、すり減りではなく免疫細胞で厚くなる

腰部脊柱管狭窄症の主因である黄色靱帯肥厚は、マクロファージがTGF-β1を出して起こす能動的な線維化だった。二足で立たせたマウスでマクロファージを除くと線維化が減った。

栄養2026年8月25日

12週間の高脂肪食は、皮下だけでなく骨の中の脂肪細胞も大きくした

エネルギーの42%を脂肪で与える食事を12週間続けたラットで、上腕骨骨髄の脂肪細胞が大きくなった。遺伝子応答はむしろ骨髄脂肪のほうが大きかった。

栄養2026年8月25日

同じケルセチンでも包み方を変えると結果が変わった — 律速は含有量ではなく吸収だ

ケルセチンとアントシアニンをナノ粒子に載せると、同じ成分をそのまま与えた群より肥満マウスで効果が大きかった。ラベルのmgと体に届くmgは別物だ。

研究2026年8月25日

心房細動の薬を封じてきた1991年の禁忌、35,886人のデータは違うことを語る

構造的心疾患にIc群抗不整脈薬を禁じてきた根拠は1991年の一つの試験だ。7報35,886人を統合すると、心室性不整脈の増加シグナルは出なかった。

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